ぐんまプログラミングアワード2023(GPA、8月開催)の関連事業「IoTスクール」(上毛新聞社主催)の初回講座が27日、前橋市のデジタルクリエーティブ人材育成拠点「ツクルン」で開かれた。高校生5チーム15人が課題に取り組み、多様なモノを通信でつなげるIoT技術の基本を学んだ。
受講生は講師の青木悠樹群馬大教授が作成した教材で、インターネットを介してLEDを点灯させる仕組みについて理解を深めた。「お助け役」の同大と前橋工科大の学生らに質問して、自分のペースで学習を進めた。
前橋工業高機械科2年の中山匠さん(16)は「学校の授業で学ばない分野なので新鮮で楽しい」と話した。
講座はIT企業のペリテック(高崎市)とサンダーバード(前橋市)も協力。受講生は独自開発した機器をGPAのIoT部門に出品することを目指して、6、7月の講座でアイデアを深める。
(茂木勇樹)