課題解決へ機器構想 高崎で講座 高校生がアイデア IoTスクール

 「ぐんまプログラミングアワード(GPA)2025」の一環で、高校生対象の連続講座「IoTスクール」(上毛新聞社主催)が15日、高崎市のGメッセ群馬内の「TUMO Gunma(ツーモ・グンマ)」で開かれた。5チーム14人が、GPAに出品するオリジナル機器の考案に取りかかった。
 参加生徒は、IT関連のサンダーバード(前橋市)の山根洋平社長によるワークショップに取り組み、クイズを通してアイデアを出すこつを学んだ。
 チームに分かれ、身近な社会課題を解決するためのアイデアを出し合い、作品の構想を練った。県内の大学生らでつくる団体「Re:Crane(リクレイン)」のメンバーがサポートした。
 高崎高2年でSSH(スーパーサイエンスハイスクール)クラスで学ぶ竹内桜介さんと山本佑斗さんは、企画の実装化に向けて必要な部品について話し合い、「このスクールで学べることがたくさんある。学校の研究でも生かしたい」と話していた。
 計3回の講座の2回目。3人一組で小型コンピューターのプログラミングを基礎から学び、オリジナル機器制作に取り組む。完成品はGPAに応募する。
(丸山朱理)

掲載日
2025/06/16

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