高校生がIoT活用考案 JOMOスクエアで講座



 「ぐんまプログラミングアワード(GPA)2025」の一環で、高校生対象の連続講座「IoTスクール」(上毛新聞社主催)が6日、前橋市古市町の多目的複合施設「JOMOスクエア」で開かれた。GPAにエントリーした5チーム15人が、IoT技術を活用した機器などの実用化に向けて知恵を絞った。
 参加者は、IT関連のサンダーバード(同市)の山根洋平社長や県内の大学生らでつくる団体「Re:Crane(リクレイン)」のメンバーらによるサポートを受けながら、身近な社会課題を解決するような仕組みの考案に励んだ。
 会場では、学校で個人情報を照合して文房具などの忘れ物を借りられるシステム、衛星利用測位システム(GPS)と連携してストーカー対策となる機器などのアイデアが出された。昨年もGPAに応募した前橋東高2年の大崎蒼さんは「以前の反省を生かして、より良い仕組みを考えていきたい」と話した。
 計3回の講座の最終回。これまで3人一組で小型コンピューターのプログラミングを基礎から学び、オリジナル機器制作に取り組んだ。GPAの審査でのプレゼンテーションに学んだことを生かす。
(村山拓未)

掲載日
2025/07/07

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