来月28日に最終審査
プログラミングの能力を競う「ぐんまプログラミングアワード(GPA)2021」(上毛新聞社主催)の2次審査が24日、前橋市の同社で行われた。ジュニア、アプリケーション、IoTの3部門で書類審査を通過した計90組が、考案したアプリやシステムを発表。計15組が選出され、8月の最終審査に臨むファイナリストが出そろった。
今回から新設されたIoT部門は、高校生を中心とした24組が4分間のプレゼンテーションに臨んだ。高崎高物理部2年の4人でつくるチームは、新型コロナウイルス対策や省エネのため、室内の二酸化炭素(CO2)濃度を監視し、基準値を上回ると利用者に通知して換気扇を稼働するシステムを開発。桐生高生のチームは、気温に応じて自動で動く冷却ミスト装置について発表した。
ジュニア部門では小中学生がゲームや動画のアイデアを披露し、アプリケーション部門は大学生らが農業の生産性向上や健康管理に役立つアプリなどを発表した。
最終審査は8月28日、前橋市のベイシア文化ホール(県民会館)で行う。プログラミング問題の正答数と解答スピードを競うテクニカル部門も実施する。
観覧申し込みを公式ホームページ(https://www.gp-award.jp/)で受け付けている。
問い合わせは同社営業局事業部(平日午前9時~午後5時、☎027・254・9955)へ。
(丸山卓郎)