独自のプログラムで制作したアプリやロボットなどを競う「2023年度全国選抜小学生プログラミング大会」が3日、東京・品川インターシティホールで開かれ、本県代表の島田実和さん(高崎佐野小6年)は「みんなのみらい賞」を獲得した。グランプリの文部科学大臣賞には、宮崎県代表の上田蒼大君(宮崎江平小5年)が選ばれた。
島田さんは体調不調のため、急きょ自宅からオンラインで参加した。発表時に資料の動画が止まってしまうトラブルもあったが、「最後まで発表ができて良かった」と充実感をにじませた。
他の出場者の作品について「身の回りの問題を解決するものが多くて、すごいなと思った」としつつ「自分も、もっとすごくなれるように頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。
大会は、上毛新聞社などでつくる全国新聞社事業協議会が主催し、46都道府県の代表が出場。島田さんは、ぐんまプログラミングアワード2023(GPA、同社主催)のジュニア部門で企業賞を獲得し、出場した小学生の中で上位に入ったことで、代表に選ばれていた。
大会は20年度に始まり、今回が4度目。