プログラムの基礎学ぶ IoTスクールに高校生 前橋

 「ぐんまプログラミングアワード(GPA)2025」の一環で、高校生対象の連続講座「IoTスクール」(上毛新聞社主催)が25日、前橋市のアクエル前橋内にある県デジタル人材育成拠点「ツクルン」で始まった。1~3年生13人がプログラミングの基礎を学んだ。
 参加者は2、3人のグループになり協力して発光ダイオード(LED)を光らせたり、カメラで顔を認識したりするプログラムを組み、基本ツールの使い方や実社会での活用例を考えた。前橋高科学・物理部の横堀旬さん(1年)は「いろいろな大学、企業の講師の方から何を学べるのか楽しみ」と期待した。
 計3回の講座を通してオリジナル機器を制作し、完成品をGPA2025に応募する。
 スクールは群馬大数理データ科学教育研究センターが中心になって開発した教材を使用する。民間企業も加えた産学連携でプログラミングの利活用を促し、科学や工学、芸術などを統合的に学ぶ「STEAM教育」につなげる狙いがある。
(中村穂高)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です